君のハートにラブズッキュン!
へ?腕?
何を考えてるのか、そっぽを向く津田くんに言われて下に目を向ける。
ちょっとおおおおおおおおお!
なんで?!
いつの間に?!
あたしの腕は何故か津田くんの腕にぎゅっと絡まっていた。
まって、無意識だ!
「あの、ごめん」
なんか妙に照れくさくなって俯く。
“早く教室行こ“そんな津田くんの言葉に頷きながら、先に歩き始めていた雛達の後を追う。
てか前だったら津田くんはきっと、一緒に行くなんて絶対に許してくれなかったはずなのに!
うあー、やばい嬉しい。