君のハートにラブズッキュン!
 




「あ、そういえば何聞かれてたの?」




記念日?ほやほやの昨日です!とか?

どっちから告白したの?好きって言ったのはあたしからだけど付き合う?って言ってきたのは津田くん!とか?




「お前の落とし方」




あたしの落とし方?

少し首を傾げながら答えた津田くん。

それと同じようにあたしも首を傾げる。


確かにどうやって津田くんはあたしを落としたの!?

ちょっと待ってめちゃめちゃ気になるんですけどー!




「何て答えたの?!」

「や、答えてねーよ」

「え、なんで!」

「だって別にそういうわけじゃなかったし」

「どういうこと?」




興味津々なあたしを見て津田くんは口角をあげ、ちょっぴりいじわるな顔をして言った。




「お前が勝手に落ちたんだろ?」




その瞬間、不覚にもそうなんだなあと感じた。




 

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