君のハートにラブズッキュン!
◆◇◆◇
制服のしわはなし!
頬の筋肉を緩めて、ニッコリ笑顔オッケー!
あたしは隣にいる雛と目を合わせて頷くと、教室から出て行こうとした津田くんに焦点を合わせる。
「津田くんっ」
あたしが津田くんを呼べば、津田くんだけじゃなくてクラスにいた人達も振り向いた。
あたしは津田くんを呼んだのにっ。
なんで他の人が振り向くのさ!
「なに」
「一緒にご飯食べよっ」
「え、ごめんやだ」
満更でもない顔している津田くん。
隣にはその返事に驚いている孝太くん。
えーっ断られちゃった!