君のハートにラブズッキュン!
え…?
今、"なる"って……。
「飯くらいゆっくり食べたいだろ?」
サッと立ち上がる津田くん。
急に隣に来たかと思うと、耳打ちをした。
「だから今度2人の時は、誰もいないとこでな」
心臓が跳ねる音がした。
耳にかかった吐息が、あたしを熱くする。
"はい、食べよー食べよー"なんて、何事をなかったかのように平然としている津田くん。
「どっちも食べちゃうよ?」
「だ、だめ!!!」
あたしはのびそうになっているそばに手を付ける。
やばい。
爆発寸前でした。