君のハートにラブズッキュン!





「どうしよう!」

「どうしようもなにも代わりのバイトを探しなさい!」




そうだよねそうだよね!

まずは今日バイトで店長に話してからだ!

あ〜っ。もうこうなったら早く言いたい!




「けどちょっとまって。」

「ん?」

「もしかしてなる、津田にクリスマスは予定空けといてって言われてないの?」




そんな雛の言葉に息を飲む。


そうだ、あたし津田くんにクリスマス誘われてない……!


ハッとしているあたしをみて呆れる雛。

"嘘でしょ……"と言いながらため息をついた。




「クリスマス、津田と一緒に過ごしたいでしょ?」

「うん」

「じゃあ、なるからさり気なくクリスマスの話題を出してみるの!わかった?そしたら流石の津田でも誘ってくれるから」




雛の考えに大きく頷く。


よっしゃあ。

津田くんに誘ってもらえるよう仕向けて!

バイトずらして!

なんとしてでも津田くんとクリスマスを過ごすんだ!




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