逢いたい               ~君ト私ノ切ナイ遠距離恋愛~

「ねぇ、蓮・・・」


週末、私は蓮の家に遊びに来ていた

蓮の部屋で蓮のとなりに座り、甘える素振りを見せてみる。


「ん?」

蓮の肩にもたれかかる私の頭を優しくなでる蓮。

嬉しいハズなのに今はそれが少し苦しい、


「・・・・蓮、浮気とかしてる?」


蓮の手をそっと払いのけ、じっと顔を見る


「浮気?・・・何言ってんだよ。」


蓮はクスッと微笑んで肩に手を回す。


「女子達が言ってること気にしてんの?アレなら嘘に決まってるだろ。俺にニーナ以外はあり得ないよ。ニーナは俺だけを信じればいいの」


そう甘い言葉を耳元で囁かれ、騙されそうになってしまう

でも、あの言葉も嘘だった。




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