逢いたい ~君ト私ノ切ナイ遠距離恋愛~
菜月は顔を真っ赤に染めながら
告白は昨日先輩からしてくれたこと、
その後のデートのこと、
手を繋いだこと、
幸せそうに啓太先輩のことを話してくれた。
「って感じ・・・」
とりあえず話し終えたようで、菜月の頬の色も戻り始めた
「ラブラブですなぁ♪」
菜月が可愛くて可愛くて笑ってしまう
「もぉ、からかってぇ・・・」
本当に幸せそうに笑う菜月
「いいなあ…」
思わず自分がもらしてしまった言葉を慌てて誤魔化す。
「なっなーんて…」
鋭い菜月は急にまじめな顔になる
「ニーナ、先輩と会ってるの?」