逢いたい ~君ト私ノ切ナイ遠距離恋愛~
気づけば先輩は立ち上がりこの場から去ろうとしている
「あっ、待って!」
何も考えとかなかったけど、
おもわず私は先輩を呼びとめていた
先輩は静かに止まってくれた
私は慌てて少し離れた
先輩の元まで歩いていく
「・・・・」
しばらくの沈黙、
何も言えない!頭が真っ白・・・だよ
「・・ごめんな、」
「へ?」
そんな沈黙を破ったのは先輩だった
「いきなり、しちゃってさ。嫌だっただろ?」
俯いて頭をかく素振りを見せる先輩
「そんなっ!嫌じゃなかったです・・・」
うわぁ、私何言ってんだ!
でも、もう言ってしまったし
抑えきれない・かも
「嬉しかった!私、先輩のこと好きだからっ」