鏡の中の僕に、花束を・・・
「模型作りを手伝って欲しいって事。でも、こんな臭いでしょ?たいていの人はここに来て、ごめんなさいって感じなの。話を聞いている人でもそうだから、話を聞いてないあなたもごめんなさいってなるんだろうなと思って。」
僕は仕事と言えば、営業だとか事務だとかそんなものだと思っていた。けど、話を聞く限りそうではなさそうだ。
「ごめんなさいだなんて・・・。あのどんなのを作っているか、見せてもらえませんか?」
「ん?見たいのか?よし!一緒に来てくれ。」
笑顔の太田と僕は家の奥に向かった。
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