あふれる想い

浩介side

紙を拾った。

そこに書いてあったのが。

「好きな人?」

考える暇もなくおれは美佳のことを思った。

するとあっという間に美佳の前に立っていた。

美佳をだっこして走り始めた。

「な、なんで?!」

目を見開いて聞く美佳。

「理由は後で。それにしても重いな。」

「もう!」

はははっからかうと面白いな。

「冗談、冗談。」
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