あふれる想い

美佳side

数日後。。。

コウからメールが来た。(朝)

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From: コウ

美佳。
ゴメン今日は先に学校に来ている、今日は一人で行って。
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「オッケー」と返信しといた。

学校。。。

コウ。コウ。探してもいないなぁ。

体育館の裏かも。

あっ!コウが歩いてくる!

「コっ。。。」

バサッ。

目の前に映る光景に唖然と立ち尽くす私。

コウと隣のクラスの後藤めぐみさんだ。

「あらっ。美佳さん。落としてますよ。」

憎たらしい笑みで言われた。

コウはと言うと、うつむいている。

「あっ。そうでした。アハハハ。」

拾ってたら。

「美佳さん。私今浩介と付き合ってるのだからあきらめてね。」

「う、うそ。」

「嘘じゃないわよ。ねぇ浩介。」

「あ、あ。」

コウなんで、なんで。

「じゃあ失礼します。」

と言って走ってった。

「う、う、ふぇ。コウのバカ。うぅ。」

トイレに閉じこもりながら泣いた。

授業が始まってんのも気にしなかった。

「美佳~美佳~。」

菜摘の声がする。

トイレから出た。

「美佳!大丈夫?!私聞いた。涼から。」

「美佳ちゃんいた?」

涼が駆けつけてきた。

「私、私。どうしよう。。。」

「美佳~。」

って菜摘も泣きだしちゃった。

「屋上行こうぜ。」

涼が言った。

「うん。」







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