あふれる想い
放課後。。。

「浩介の家に行きたい。」

後藤が言う。ウゼぇ。

「なんで?別にこなくたっていいし。」

「行かせて。」

「なんで?」

「もう。行かせてくれなかったら、なにが起こると思う?」

「しゃぁねえな。もうややこしい。」

「ヤッター!」

キモい。。。

「あら、いらっしゃい。彼女サン?ゆっくりしてってね、私今からパートだから。」

母ちゃんがリビングからひょっこり顔を出していった。

「あ、いや、別に。。。」

「浩介の部屋どこ?」

「上の一番端の部屋。」

って言うと早速上がってった。

「カッコイイ浩介の部屋。」

「触んなよ。」

「うふ。ねぇ浩介私とエッチしない?」

「なんで?おま。。。」

って言おうとしたら後藤が俺にキスしてた。

「やめろ!」

つって唇を拭いた。

「ねぇ。これくらいいいじゃん。てか、私とやらないとどうなると思ってるの?」

「ハァ。」

溜息混じりに言った。

ゴメンな。。。

美佳。

俺自分の体を汚す。。。

これまで何回かヤったことあるけどどれも愛はなかった。。。

美佳と初めて愛のあるのをやるつもりだった。。。

その前に愛のないのにヤってる俺は最低だな。。。

ゴメンな。。。

「ん。ハァ。ハァ。浩介。。。私感じる。。。浩介は?」

「別になんも。好きでもない奴とやるのに感じるわけないじゃん。」

パシッ。

痛て。。。

「もういい。そんなに美佳ちゃんが好きなの?もうあきれる。もっといい男だと思ってい
た。」

と言い乱れた服をなおし始めた。

「俺は美佳が好きだ。なにをお前がしようと、俺は美佳を守る。」

「ふん。こんないい女を捨てて美佳ちゃんを選ぶわけね。なんでも手に入る私に手に入ら
なかったのってあなたがはじめて。」

「お前なんか金目当てのヤローしか寄ってこねーよ。」

「最低!もう帰る!あんたなんか大嫌い!」

って言い残し出て言った。

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