あふれる想い
出会い

美佳side

「涼~!」

「おう!菜摘!」

涼って菜摘の彼氏らしい。涼の隣には、目鼻立ちがよく、身長もそこそこあるカッコイイ

男がたっていた。

「そのこ誰?かわいいじゃん。」

涼が言う。

「おい。お前彼女いんだろ。」

とカッコイイ男が言う。

「そうよ。二股かけないでね。」

と菜摘。

「あっ!そうだこの子、新入生の美佳ちゃんだよ。うちのニュー友達。」

「どうも。よろしく!」

愛想良く言った私。

「美佳ちゃんかぁ~。俺涼。」

「俺浩介。」

あの人浩介って言うんだ。それにしてもかっこいい。

「よろしく。」

あくまで愛想良く。

「あっ!みんなでお昼校庭で食べない?」

と菜摘が思いついた。

「いいよ。」

と涼、浩介、私が言う。

校庭にて。。。

「うまそ~。」

と私の弁当見ながら言う浩介。

「そう?実は私が作ってんの。」

「え~。すごっ。」

菜摘と涼が声を合わせて言った。

「そんなことないよ。何しろ両親が共働きだし。」

キーンコーンカーンコーン

「そろそろ。戻らなくちゃ!放課後デートね!涼!」

「おう!」

と涼が言った。

「バイバイ浩介くん。」

「おう。」

と言ってみんな教室に戻った。

< 3 / 24 >

この作品をシェア

pagetop