運命の恋




「ねぇ、ローズ!ジェイドの事どう思う?」


『?ジェイド様の事……素敵な方かな?』


「何で疑問形なの〜!?」


さっきから訳の分からない事を言ってくるガーネット。



「私ね、ジェイドはローズの事好きだと思うの!



あれは一目惚れねぇ。間違いないわ!」


『!何言ってるのよ。さっき会ったばかりよ。あまり話もしてないし。』


ガーネットはいつもビックリする事言い出すんだから―――…



「会ったばかりでも関係ないわ。一目惚れって言ったでしょ!



ローズは恋愛に疎いんだから。」


ガーネットは一人で「これからどうなるのかしら〜、楽しみ!」と興奮している。


『ジェイド様とはもう関わりないと思うけど―――…』




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