運命の恋
*+* ジェイドSIDE *+*
「ジェイド…まさかローズの事―――…」
「ん?ローズさんがどうした?」
ジャスパーはローズに会った時のジェイドを見て、嫌な予感がしていた。
「ローズの事好きになったのか?」
「
綺麗な人だった……一目惚れなんて人生で初めてしたよ―――…」
ジェイドは先程まで会っていたローズの事を思いだし、顔を緩ましていた。
ジャスパーは親友の緩みきった顔を見て
「ローズは今までジェイドが付き合ってきた女性とは違うから、あまり急ぎ過ぎないように!
しかもローズはラリマー王国の王女だし……
慎重にな―――…」
ジャスパーの言葉にジェイドは頷き
「長期戦になるな…」