運命の恋




「やぁ!ローズ。いきなり訪ねて迷惑かけたね。」


『ジャスパーさん。もしかしてガーネットに何かあったんですか?』


ローズは不安そうな顔をしながらジャスパーに聞く。


「いや、ガーネットはいつも通り元気だよ?」


『!そうですか……よかった。ジャスパーさんが訪ねてくるなんて初めての事だったので、もしかしてガーネットに何かあったのかと――――…



では、どのような用件で?』



ローズは首を傾げながら聞く。



「今日訪ねたのはジェイドがどうしてもローズにまた会いたいと言い出したからなんだ。覚えてるかな?ジェイドの事…」


『えぇ。』

ローズは頷きジェイドに

『お久しぶりです。ジェイド様。』


「お久しぶりです、ローズさん。お会いしたかった…とても。」


/////

『光栄ですわ。ありがとうございます、ジェイド様。』


ローズは照れて頬をほんのりピンク色に染めている。



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