運命の恋
『仕方ないわ…愚痴なら私が聞いてあげるからね。』
「ほんと!なら沢山聞いてもらお。」
機嫌直ったみたいね。よかった。
『それにしてもいつもガーネットの誕生日は派手ね。』
「あら。私よりローズのバースデイパーティーの方が規模も大きいし派手じゃない!だって―――…
ラリマー王国の第二王女なんだから!」
苦笑いするローズにガーネットは
「みんな貴女の噂でもちきりよ…得に男性が。」
『?』
「いつも綺麗だけど、ドレスアップしたローズはさらに綺麗なんだもん!主役の私より目立ってるわよ。」
『えっ…ごめんなさい。お姉様がこのドレスにしなさいって言うから……』
今日のローズのドレスは背中と胸元が大きくあいていて、体のラインがでる造りになってる。