運命の恋




「コーラルはローズ命だからね。まずコーラルに認めてもらわないとダメなんじゃないかな?」


ジャスパーさんの言う通り、お姉様は私を可愛がってくれている。


『そうですね。お姉様にも挨拶しなきゃ。



いいですか?ジェイドさん。』



「いいよ。楽しみだね。」


え、普通は緊張するんじゃないの?
ジェイドさんは少し変わってる人なのかも。



そんな事を考えてると


コンコン――…


不意に扉が叩かれる。




< 33 / 38 >

この作品をシェア

pagetop