天国からのメール
慎一がポカンとした様子で聞く。
「バカ、当たり前だろ!俺たち、出演者だよ!」
竜太が慎一の頭を叩く。
「痛いなぁもう、いちいち叩かないでよ……」
「おい、始まるぞ!」
和樹の言葉に、四人全員がステージを見る。
「では、いよいよ始まります!まずは一組目のバンド、SARU!」
MCのその声で、激しいBGMと共にステージの中心部が反転して、後ろから一組目のバンド、SARUが登場する。
「おぉー、すげー」
回るステージに、四人は声を合わせて驚く。
何から何まで初めてのことばかりだ。
「それでは聴いてください、影法師!」
そのボーカルの声と同時に、曲が始まる。
上手い。隙がない。完璧な演奏だ。
「おぉー、やっぱ全国大会はレベルが違うなー」
竜太が言う。
「そうだな、今までと比べものにならねぇ」
和樹が答える。
「大丈夫」
慎一の声。
「あぁ」
と、聡。自信に満ちた四人。堂々としている。
「ありがとうございます!」
ボーカルの言葉に、観客は盛大な拍手を送った。
「続きまして、二組目、NUMBER TIME!」
「バカ、当たり前だろ!俺たち、出演者だよ!」
竜太が慎一の頭を叩く。
「痛いなぁもう、いちいち叩かないでよ……」
「おい、始まるぞ!」
和樹の言葉に、四人全員がステージを見る。
「では、いよいよ始まります!まずは一組目のバンド、SARU!」
MCのその声で、激しいBGMと共にステージの中心部が反転して、後ろから一組目のバンド、SARUが登場する。
「おぉー、すげー」
回るステージに、四人は声を合わせて驚く。
何から何まで初めてのことばかりだ。
「それでは聴いてください、影法師!」
そのボーカルの声と同時に、曲が始まる。
上手い。隙がない。完璧な演奏だ。
「おぉー、やっぱ全国大会はレベルが違うなー」
竜太が言う。
「そうだな、今までと比べものにならねぇ」
和樹が答える。
「大丈夫」
慎一の声。
「あぁ」
と、聡。自信に満ちた四人。堂々としている。
「ありがとうございます!」
ボーカルの言葉に、観客は盛大な拍手を送った。
「続きまして、二組目、NUMBER TIME!」