天国からのメール
迷い
2時10分。
昨日と同じように、聡は自転車にまたがると、練習へ向かった。
『なんか……今日、練習行くの嫌だな。』
『どうして?』
『だって、慎一が来ないと思うと……』
『そんな弱気にならないの。』
『……ごめん。』
スタジオに着くと、中のロビーへ入った。
そこには、竜太と和樹がいる。
「おっす、聡!」
いつもの調子で竜太が言う。
「おう。……慎一は?」
恐る恐る聡が聞く。
「今日も風邪で来れるかわからねぇってよ。ったくあいつはどうしようもねぇな」
笑って竜太が答える。そのとき、和樹が机をバンと叩く。
「笑ってる場合じゃねぇよ。今日もだと?全国大会まであと三日しかねぇんだぞ?実質、今日と明日しか練習できねぇんだぞ。そんなときに、何風邪なんか引いてんだよあいつは……」
「まぁまぁ和樹、この期間の練習なんて確認みたいなもんだろ?昨日や今日休んだぐらいで、あんまり変わんねぇよ」
「そうだけどよ……」
竜太の言葉に、少し納得した様子の和樹。
「体調悪ぃときは休むが一番だって!さ、練習、練習!」
そう言ってスタジオに入る竜太。それに続く和樹と聡。
「……なんだよ聡、お前今日もなんか元気ねぇな」
昨日と同じように、聡は自転車にまたがると、練習へ向かった。
『なんか……今日、練習行くの嫌だな。』
『どうして?』
『だって、慎一が来ないと思うと……』
『そんな弱気にならないの。』
『……ごめん。』
スタジオに着くと、中のロビーへ入った。
そこには、竜太と和樹がいる。
「おっす、聡!」
いつもの調子で竜太が言う。
「おう。……慎一は?」
恐る恐る聡が聞く。
「今日も風邪で来れるかわからねぇってよ。ったくあいつはどうしようもねぇな」
笑って竜太が答える。そのとき、和樹が机をバンと叩く。
「笑ってる場合じゃねぇよ。今日もだと?全国大会まであと三日しかねぇんだぞ?実質、今日と明日しか練習できねぇんだぞ。そんなときに、何風邪なんか引いてんだよあいつは……」
「まぁまぁ和樹、この期間の練習なんて確認みたいなもんだろ?昨日や今日休んだぐらいで、あんまり変わんねぇよ」
「そうだけどよ……」
竜太の言葉に、少し納得した様子の和樹。
「体調悪ぃときは休むが一番だって!さ、練習、練習!」
そう言ってスタジオに入る竜太。それに続く和樹と聡。
「……なんだよ聡、お前今日もなんか元気ねぇな」