好きです、先輩。



屋上につくと、手を離してくれる先輩。

「あの…なんで、手…。」

「だって、そうしてないと、購買の前とか混んでるだろ?
星宮さん小さいから、はぐれたら大変そうだし。」

と、笑って言う西山先輩。


…あたしそんなにちっさいですか!?

たしかに150くらいだけどぉ…


うーん…。



適当にすわってお弁当を食べはじめる2人。

夢みたいだ…。
だいすきな先輩とお昼ご飯一緒に食べれるなんて…。


「今日は寝ちゃだめだからな?」

ははっと笑っていながらいう西山先輩。
うっ…

「そ…それは…」

いつもなら、食べ終わって、先輩を眺めてるから…。
なんて言えない…。



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