弱気な僕と死神娘

(ん…?なんか…眩しい…?)


上のほうが光ってるみたいだ。


(もしかして、生まれるのかな…。)


第二の人生の幕開けである。

ああ、今度は死神なんかに出会わない平和な人生を過ごしたい!

そんなことを願う間もなく光は急速に迫って来た…!


「………ハッ!」



目を覚ました。



目の前を見た。



死神が、いた。



「おはよう…やっと戻って来れたみたいね」
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