弱気な僕と死神娘
綺麗な目だな……ずっと見ていたくなるくらいに…吸い込まれそう………。
サクッ。
鎌も僕に倒れ込んだ。
「ギャーーーー!?」
「え、ちょ、これ刺さった?え?ちょぉぉぉおおお!これえええぇぇ!!」
パニクる僕を他所目に、彼女は顔が近かったことに恥ずかしがる素振りを見せる。
そんな場合じゃねえ。
「これヤバいってえええぇぇ!!」
確実に僕の左胸に堂々と突き刺さるゴツい鎌、はい死にました。