ナンパ男との恋2
「あ、なおや?
お前 休みなら教えろなー
今どこ?
あー分かった。じゃ
俺達も行くわ。
ん?春菜ちゃんといるけど?
はいはい、じゃあな」

そこから数分走った所で
路肩に駐車して

歩いてすぐの
アパートの一室に
チャイムもなしに
入っていく。

誰の家なのか分からず

入るのを躊躇していると
奥の部屋から

「春菜ー
おいでおいで。」

聞きなれた声がしたと同時に 顔をひょっこりと出した。

「美香!?」

「うん?早く~」

腕を引っ張られるように中に入り
強制的に 美香の横に座らされた。

この前は夜だったせいか
顔を あまり覚えてなかったけど

こうして なおやくんの顔を
明るい所で見てみると

輝樹グループとは
正反対の感じがする。

軽そうは軽そうだけど・・・

こう・・・

海にいそうな軽そうなタイプというか・・・

輝樹達は ガラの悪さが若干入ってるけど、なおやくん達は スポーツが似合いそうな・・・


なんて 考えてる私は
また 輝樹の事が 頭の中にある。

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