ナンパ男との恋2
翌日、学校から一度帰り
お母さんを連れ
竜希くんの働く
携帯ショップへと行った。
「今度は 春菜名義で契約しなさいよ。
まったく、この子ったら
これから彼氏と別れる度に 解約するんじゃないかしら」
そうなのだ・・・・
お母さん名義の携帯だから
本人を連れて行かないと
話にならない・・・
だからこそ
正直に話したのだけど・・・
少し・・・いや、かなり
お母さんに正直に言ってしまった事を ここで後悔した。
「そんな事あるわけないじゃん・・・
もう、変な事ばっか
こんな所で言わないでよ」
「変な事じゃなくて
お母さんは 本当の事言ってるの!
仕事わざわざ休んだんだから
ちゃんと親孝行しなさいよ?」
「分かってるってば・・」
竜希くんの前で
そんな会話をするもんだから
顔なんて合わせられないまま
淡々と解約手続きをして
また 今度は
自分名義で契約をし直した。
帰りの車の中で
繋がらなくなった携帯を見つめながら
これで良かったんだ。
これで、踏ん切りがついた。
そう自分に言い聞かせるように
移してもらったデータのメモリから
輝樹の電話番号を削除した・・・・
未練がないなんて言ったら嘘になるけど、先が見えないほどではないような気がする。
別れる事が怖いと思ってたけど・・・・
踏み出す一歩が大事だったのかもしれない。
踏み出すと、不思議と
先を見ようと
自分で頑張れそうな気がする。
お母さんを連れ
竜希くんの働く
携帯ショップへと行った。
「今度は 春菜名義で契約しなさいよ。
まったく、この子ったら
これから彼氏と別れる度に 解約するんじゃないかしら」
そうなのだ・・・・
お母さん名義の携帯だから
本人を連れて行かないと
話にならない・・・
だからこそ
正直に話したのだけど・・・
少し・・・いや、かなり
お母さんに正直に言ってしまった事を ここで後悔した。
「そんな事あるわけないじゃん・・・
もう、変な事ばっか
こんな所で言わないでよ」
「変な事じゃなくて
お母さんは 本当の事言ってるの!
仕事わざわざ休んだんだから
ちゃんと親孝行しなさいよ?」
「分かってるってば・・」
竜希くんの前で
そんな会話をするもんだから
顔なんて合わせられないまま
淡々と解約手続きをして
また 今度は
自分名義で契約をし直した。
帰りの車の中で
繋がらなくなった携帯を見つめながら
これで良かったんだ。
これで、踏ん切りがついた。
そう自分に言い聞かせるように
移してもらったデータのメモリから
輝樹の電話番号を削除した・・・・
未練がないなんて言ったら嘘になるけど、先が見えないほどではないような気がする。
別れる事が怖いと思ってたけど・・・・
踏み出す一歩が大事だったのかもしれない。
踏み出すと、不思議と
先を見ようと
自分で頑張れそうな気がする。