ナンパ男との恋2
「俺の事 これから先
好きになる事はないって事?」

「違うの。そういうんじゃなくて、今は・・・まだ次にって思えなくて・・」

「んー・・・・
どうしても?」

そんな可愛いく微笑みながら 言われると ものすごく困る・・・

「今は・・・うん・・・
無理だと思う・・」

「そっかぁ~
あーあ、残念・・・
俺 春菜ちゃんとなら
結婚してもいいくらい
かなり本気レベルだったんだけどな・・・」

笑いながら言うもんだから
どっからが本気なのか
さっぱり分からない。


それから一時間ほど
他愛ない話をしてから
家の近くの雑貨屋さんまで送ってもらい
今現在、雑貨やさんから
家に向かって歩いてるのだけど・・・

家の前に停まってる
あの黒い車に気づき
思わず 足を止めてしまった。



・・・輝樹の車?


まさか・・・

そんなはず・・・

少しずつ近づくと

やっぱり、
輝樹の車だ。

心臓が
やばいんじゃないかってくらい
大きく、そして早くなりすぎて
手まで震えてしまっている。
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