ナンパ男との恋2
幸せな気分から
一気に 自信喪失・・・

落ち込んでる自分が
すごく嫌で嫌で
けど、どうすれば
楽観的に考えられるのか
全然、分からない。


そんな状況の中
電話が鳴り響く。

「もしもし?美香?」

気分的に
助かった感がある・・

「同棲生活は どうよー?」

「んー、まぁまぁだよ」

「のわりには
声暗くね?」

「部屋で一人だから
そんなテンション高いわけないじゃん~」

「ならいいけど・・・?
来週から学校じゃん?
月曜日から行く?」

・・・学校。

そういえば そうだった。

「あ、うん。
行こうかな・・・」

「っていうか 春菜
進路どうすんの?」

「え?あ・・・あぁ・・・」

一気に まず
考えないといけない現実に引き戻された気がする。

「美香は・・・?」

「私?私は
専門学校行くって
言わなかったっけ?」

全然聞いた記憶ないんだけど・・・

「何の専門学校?」

「調理師専門学校だけど
あれ?言わなかったっけー?」

「普通に・・・・
聞いた記憶がないし・・」

「あれ・・・あはは
ごめんごめん」

まぁ、美香らしいけどさ・・・

聞かないと 自分から言うタイプじゃないし・・・






< 231 / 295 >

この作品をシェア

pagetop