ナンパ男との恋2
そのまま1時間半ほど経った頃
「あっ!私
もう帰らなくちゃ
用事があったんだった」
徐に立ち上がり
慌てて帰ろうとする緒方さん。
そして、
「春菜、ちょっと俺
みきちゃん送ってくるわ」
・・・とどめをさされた気分だ。
「いってらっしゃい・・」
輝樹と緒方さんが出て行った後
悔しいんだか、悲しいんだか
嫉妬なんだか分からない涙が
流れ、声を殺して泣いた・・・
ピンポーンッ
と鳴ったと同時に扉が開き
玄関先で泣いてる私を
驚いた顔で見ている、
お隣りのおねえさん・・?
「えっ?な、なに??
どうしたの一体!?」
もう、お隣のお姉さんでも
誰でも良かった。
驚くお姉さんに抱きつき
泣き続ける私に
お姉さんは 突き放すどころか
背中をさすりながら
「気にしないでいいから
泣きなさい。」
そんな言葉で包んでくれる。
「とりあえず、何が原因?
輝樹が原因?」
「わ、わかんない・・・」
「じゃあ、輝樹の事で泣いてる?」
ゆっくり頷くと
「分かった。
じゃあ、家においで。
ほら、バッグ持って」
引っ張られるように
隣の家の中へと入る。
「あっ!私
もう帰らなくちゃ
用事があったんだった」
徐に立ち上がり
慌てて帰ろうとする緒方さん。
そして、
「春菜、ちょっと俺
みきちゃん送ってくるわ」
・・・とどめをさされた気分だ。
「いってらっしゃい・・」
輝樹と緒方さんが出て行った後
悔しいんだか、悲しいんだか
嫉妬なんだか分からない涙が
流れ、声を殺して泣いた・・・
ピンポーンッ
と鳴ったと同時に扉が開き
玄関先で泣いてる私を
驚いた顔で見ている、
お隣りのおねえさん・・?
「えっ?な、なに??
どうしたの一体!?」
もう、お隣のお姉さんでも
誰でも良かった。
驚くお姉さんに抱きつき
泣き続ける私に
お姉さんは 突き放すどころか
背中をさすりながら
「気にしないでいいから
泣きなさい。」
そんな言葉で包んでくれる。
「とりあえず、何が原因?
輝樹が原因?」
「わ、わかんない・・・」
「じゃあ、輝樹の事で泣いてる?」
ゆっくり頷くと
「分かった。
じゃあ、家においで。
ほら、バッグ持って」
引っ張られるように
隣の家の中へと入る。