ナンパ男との恋2
「散歩しよっか。
手ちょうだい?」
「散歩?手?」
疑問のまま
手を強く握られ立たされ、引っ張られるように歩く。
「ねぇ、春菜ちゃん
俺 ちょっと言っていい?」
前を向いたまま話す亮くんの後姿を見ながら
「なに・・・?」
そう答えると
「思い切って別れてみたら?」
言われると思った・・・
「だから・・・
できないんだってば・・・」
「できないんじゃなくて
勇気がないだけでしょ?」
「・・・・・・・」
たぶん・・・・
図星だ。
私には 踏み出せない。
たまに つらいけど
幸せもあって・・・
1年以上も付き合って・・・・
ガマンした時だってあった。
だからこそ
別れてしまったら
それが すべて
ムダだったって事になってしまう。
好きだから別れたくないのもあるけど、今まで築いてきた時間が無駄になってしまう事が怖いのもある。
そして、そんな勇気がないんだ。
「分かるけどさ・・・
このままでいいの?」
このまま・・・・
浮気されてばっかりで・・・
そんなの・・・
嫌に決まってる。
手ちょうだい?」
「散歩?手?」
疑問のまま
手を強く握られ立たされ、引っ張られるように歩く。
「ねぇ、春菜ちゃん
俺 ちょっと言っていい?」
前を向いたまま話す亮くんの後姿を見ながら
「なに・・・?」
そう答えると
「思い切って別れてみたら?」
言われると思った・・・
「だから・・・
できないんだってば・・・」
「できないんじゃなくて
勇気がないだけでしょ?」
「・・・・・・・」
たぶん・・・・
図星だ。
私には 踏み出せない。
たまに つらいけど
幸せもあって・・・
1年以上も付き合って・・・・
ガマンした時だってあった。
だからこそ
別れてしまったら
それが すべて
ムダだったって事になってしまう。
好きだから別れたくないのもあるけど、今まで築いてきた時間が無駄になってしまう事が怖いのもある。
そして、そんな勇気がないんだ。
「分かるけどさ・・・
このままでいいの?」
このまま・・・・
浮気されてばっかりで・・・
そんなの・・・
嫌に決まってる。