ナンパ男との恋2
「つーか、亮が女連れ込むなんて珍しいな?
そういえば、昨夜も
その女に
ベッタリだったもんなぁ。
顔見ときゃ良かったって
昨夜 話してたとこだったんだよな?」

「そうそう、
私も顔見てなかったんだけど
何人か見た人がいて
可愛かったとか言ってたから
顔見れば良かったって
二人で言ってたの。」

「そうか・・・・」

「何だよ。何かテンション低いな?
俺達が来たの まずかったか?」

「いや・・・そういうわけじゃないんだけど・・」

「何だよ?
・・・・・?
あれ、これ・・・・
そこに寝てる女の服か?」

亮くんの服に着替えたから
畳んで置いてた
私の服だ・・・

「あ、いや・・・
あぁ・・・だな・・」

「亮・・・・
お前、俺に
何か 隠してねぇか?」

輝樹の声のトーンが明らかに下がった・・・

たぶん・・・・

ううん、確実に
私がいる事に気づいたのだろう・・・


「なぁ?そこに寝てる女
誰だ?」

「・・・・・・・・・」





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