from you
「八重は前から目立たない女子で普通の生活をしてたんだけど、お前が学校に来たせいで無視されてるんだよ」
「いや、意味が分かんねぇよ」
「だからっ、女子たちから見ればお前はカッコいいんだよ!!...だからお前と付き合ってる八重にいじめをするんだよ」
「でも俺は学校が違うし」
「学校が違うから守れない...。なら八重と付き合うなよ、付き合うなら...好きなら八重のこと守れよ!!」
「...」
確かにそうだよな...
好きなら灰谷のことを守るべきなんだよな
「まぁ別に、お前が守んねぇなら俺が守るけど」
和泉は鞄を持って立った
「どうするのかお前の頭で考えろよ」