青空。
「<順様>、今日は何をしますか?マッサージですか?」
「志保……俺のお世話ありがとう」
「いえ、<順様>のお世話を出来て嬉しいです♪」
「志保、良く見ると君は美しいな」
「お世辞でも<順様>に言われて嬉しいです」
「そうか、志保…なんでも聞いてくれるんだろ?」
「はい……どんな事もお聞きします♪」
「そうか……」
不敵な笑みを浮かべて順は私の前に来ると
「俺にキスしろ!!」
「えっっ??」
次の瞬間、順は私を抱きしめキスをしようとしてきた
「イヤッッ!!」
バチンッッ!!!!
私は思わず順の頬を平手打ちし、順を突き飛ばして服を着替えて部屋を出た
あんな男にキスなんてしたくなかった
志保がいなくなった会議室
順が独り言を話す
「あいつ!?また俺を叩きやがった……ふざけやがって
…俺に逆らった罰だ!!
見てろよ志保……
お前の好きな"夜空"を壊してやる!!!
そしてお前をボロボロにして捨ててやる!!
お前が俺の言う事を聞かないとどうなるかわからせてやる…」