君と二人で
―プロローグ
君と手をつないで、二人で並んで帰る毎日。

それは小さいころからで・・・・


だからそれはあたりまえなことだった。





「俺、好きな人・・・いる」




君を想うだけで苦しくて、切なくて・・・


君と二人になるとホッとして、安心するのに・・・



だからずっと二人でいよう?





君の手から伝わる温かいもの・・・





この先もずっと一緒で、


この手は離れなくて・・・・





君と二人でいることが私の幸せな時間だから。







「それでも私、ユキのことが好きだよ?」




だから・・・・



ずっと


二人で・・・


君と二人でいたいよ。
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