君と二人で
「お~い」


私の目の前でユキが手を振った。それから私は我に返った。


「どうかした?」



「別に・・・、じゃあ行ってくるね。」



「お互いに」




互いに手を振って私は第2理科室、ユキは図書室に行った。







私の背中は熱い、


ドキドキして・・・


でも振り向けない。




なんか切なく・・・・


さみしくて、



泣きそうで・・・・





ああ、愛しい人、私はあなただけを見つめ


あなただけを想うようになりました。



ああ、愛しい人、その手で私を導いて・・・・

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