喜怒哀楽


龍のお兄ちゃんはアタシの5個上
すごく優しくて何より
龍とは違ったかっこよさがあった。

最初はすぐ帰るつもりだったが
話に夢中になりすぎて
気づいたら夜の9時を回っていた。

「愛美親と喧嘩したんやろ?」

「うん…最近いっつもだけど」

「今日泊まってきゃいいやん!!外寒いし。風邪引いたらどうすんの?」

「でも…」

「なんもしんって!!笑」

「連れ待たせとるでさ。」

「連れも呼んできたら。」

「いいの?」

「おう。いいよね。おにい」

「俺あっちの部屋で寝るから龍とこっちの部屋は使っていいよ。」

「すいません。ありがとうございます。」

そのあと千里も呼んで4人でご飯を食べて明け方まで語った。

お兄ちゃんは明日も仕事だったらしく隣の部屋で寝てた。



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