魂のキーホルダー
「じゃあ出て来てくれ」
「はーい♪」
また『謎の少女』が現れた。
「な…お前…どうやって…!?」「ま、そういうわけだから!!」
ビシッと親指を立てる明人。
「そういう訳です♪」
楽しげに言う『謎の少女』。
「……ぁ?…ゥあ?…ぇ?…」
口からこぼれだした音は言葉になっていない。落ち着け俺!!
…ちょっと待てよ?
もし仮に、この子が本当にキーホルダーだとしよう。だとしても、明人がそれを知っているというのは…
「なぁ、明人…お前どうしてこの子の言っている事を理解出来るだけじゃなく、知識まで持ってるんだ…!?」
理解出来ない!!考えられる可能性は…
「あぁ、それはな…」
明人がポケットの中から何かを取り出した。
「俺も拾ったんだよね、このキーホルダー」
…笑ってる。このタイミングでキーホルダーを出すなんて、可能性は一つしかありえない!!
「お前…まさか!?」
「ちょい出てきて!」
キーホルダーを掲げる明人。
明人の隣に二十代後半ぐらいの男が現れた。肩ぐらいまで伸ばした茶髪に緑眼。さらに『謎の少女』と同じく、妙なアクセサリーを着けている。しかもかなり美形…羨ましい!
「呼びましたか?」
「おぅ!サンキュー!彼が俺の拾ったキーホルダー!」
「よろしくお願い致します」
丁寧に頭を下げる『美形男』
「あ、どうも…」
なんか恐縮しちまうんだけど…つーか拾い主と違って随分丁寧だな…
「まぁこういう訳だから!」
「そういう訳です♪」
「そういう訳だそうです」
一人増えた…
「はーい♪」
また『謎の少女』が現れた。
「な…お前…どうやって…!?」「ま、そういうわけだから!!」
ビシッと親指を立てる明人。
「そういう訳です♪」
楽しげに言う『謎の少女』。
「……ぁ?…ゥあ?…ぇ?…」
口からこぼれだした音は言葉になっていない。落ち着け俺!!
…ちょっと待てよ?
もし仮に、この子が本当にキーホルダーだとしよう。だとしても、明人がそれを知っているというのは…
「なぁ、明人…お前どうしてこの子の言っている事を理解出来るだけじゃなく、知識まで持ってるんだ…!?」
理解出来ない!!考えられる可能性は…
「あぁ、それはな…」
明人がポケットの中から何かを取り出した。
「俺も拾ったんだよね、このキーホルダー」
…笑ってる。このタイミングでキーホルダーを出すなんて、可能性は一つしかありえない!!
「お前…まさか!?」
「ちょい出てきて!」
キーホルダーを掲げる明人。
明人の隣に二十代後半ぐらいの男が現れた。肩ぐらいまで伸ばした茶髪に緑眼。さらに『謎の少女』と同じく、妙なアクセサリーを着けている。しかもかなり美形…羨ましい!
「呼びましたか?」
「おぅ!サンキュー!彼が俺の拾ったキーホルダー!」
「よろしくお願い致します」
丁寧に頭を下げる『美形男』
「あ、どうも…」
なんか恐縮しちまうんだけど…つーか拾い主と違って随分丁寧だな…
「まぁこういう訳だから!」
「そういう訳です♪」
「そういう訳だそうです」
一人増えた…