幼きあの時

優馬だ…


「なんで来たのっ…」
「俺が来たら駄目か…?」

駄目じゃないよ…

「俺、お前の誕生日分かってたから。」
「えっ…」

私の手の平に飴が置かれた。


この飴は、あの時の飴と同じだ

「本当、悪かった。」
優馬は、帰って行った。


ありがとう。そんな所が大好きなんです

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