蔓薔薇
罪の重さ
その夜、私とイサオさんは
アキラの帰りを待つが
彼は、帰って来ない・・・
私には、もう、何も言う権利は
ないが、彼はきっとセリナさん
の元へ・・・
やっぱり、私との約束は守られ
る事はなかった。
「アキラは
こんなに帰りが遅いの?」
「彼は、今日もセリナさんの
様子を見に彼女の元へ
行ってるんだと思います」
「あいつは、やっぱり
セリの事を・・・
あいつ、こんな小さい頃から
言ってたよ
『俺が大きくなったらセリを
お嫁さんにしてやる』と
その後は決まって、セリに
『私はイサの
お嫁さんになるの』と
言われていたっけ・・・」
アキラの帰りを待つが
彼は、帰って来ない・・・
私には、もう、何も言う権利は
ないが、彼はきっとセリナさん
の元へ・・・
やっぱり、私との約束は守られ
る事はなかった。
「アキラは
こんなに帰りが遅いの?」
「彼は、今日もセリナさんの
様子を見に彼女の元へ
行ってるんだと思います」
「あいつは、やっぱり
セリの事を・・・
あいつ、こんな小さい頃から
言ってたよ
『俺が大きくなったらセリを
お嫁さんにしてやる』と
その後は決まって、セリに
『私はイサの
お嫁さんになるの』と
言われていたっけ・・・」