未来の花開け 「小説」
桜の木


来年もこの桜は咲くのだろう。

琉榎(るか)がイギリスに行って3回目の夏。

この桜に二人誓った。

あの春の日。

いつか戻ってくる
と信じて。

私は琉榎を待ち続ける。


いつか必ず当たり前だったと思ってたあの日のように…


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