あの空をもう一度。


雪は不安そうな君。


眉を下げて、唇をきゅっと結ぶ彼女はゆらゆらと不安定に揺れている。


それはなくならず、ましてやふわふわと雪は降り積もる。


そういうときは俺が代わりに太陽になって、君を安心させるんだ。


すると段々と冷たい雪は溶けて、輝かしい笑顔を見せてくれる。



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