ろみおトじゅりえっと
サヨウナラ
「おまたせー」
掃除を終えて拓哉の教室に行った
拓哉は音楽を聴いていた
「やーのくーん」
何て呼んだらいいのかわからなくて名字で呼んだ
「あぁ!!ごめん」
「帰ろー」
先に私は階段を降りた
何かなつかしいな
付き合ってた時はいつも一緒に帰ってた
「なぁ優奈」
ドキッとしたまさか名前で呼ばれるなんて思ってなかったし
「何?」
「最近学校楽しい?」
「まぁそこそこ」
私は学校が嫌いだった
だから不登校ぎみで
拓哉と付き合ってから毎日行くようになった
「なら良かった」
そこからは無言
お互い何を話していいのかわからなかっただけ