アイスクリームみたいな恋したい!
あたしは優にアイスを。
高瀬はつきにジュースをかってもらった。
あたしは優にきいた。
『何で、今日負けたんだと思う?』
優は
『なんでだろうね。』
とごまかしている。
『それは、つきとチームになってどきどきしてたからでしょ』
優は図星だったのか顔を赤らめた。
『だ、だってしょうがないじゃない。』
あたしはそんな優の反応がおもしろくてきいてみた。
『何がしょうがないのかな?』
『---!?す、すきだから!!もう、夢のドS!!』
『じゃあ、優はMかなー。』
そのあともブツブツいっている優を放置してつきに聞いた。
『つきはさ、好きな人いないの?結構モテてんじゃん?』
『はぁ、いねーよ。いたとしてもお前にはいわねーし。』
あたしは何だかその言い方がムカついたから
つきのもっていたバスケットボールをおもいっきりあててやった。
つきは
『痛ーっ。お前何すんだよ。』
あたしはそんなつきをみながら爆笑していた。
高瀬は…?
あれ?高瀬どこ?
不思議に思って後ろをみると、高瀬がいた。
あたしの方が背が高いから高瀬が上目遣いになる。
そしてどうした?という感じで首を少し傾けている。
それがあまりにもかわいくて
キュン
と胸がうずく。
やっぱり、好きなんだな。
高瀬のコト。