アイスクリームみたいな恋したい!
『………………………………』
再び訪れる長く重い沈黙。
よし、何か話さなくちゃ!!!
『『あのさ、』』
は、ハモッたぁ~
嬉しいけど高瀬、何を言おうとしたのかな?
『高瀬からいって…いいよ』
『あ…うん、僕さ今すっごく楽しいんだよね!!
月也と小林さんと葛琉さんと、もちろん他のみんなと毎日を過ごしてさ。
前の僕だったら絶対追いてかれてた気がするんだ。
こんなに学校が楽しくて友達っていいなって思った事初めてなんだ。』
高瀬がすごく嬉しそうに話すからあたしまで笑みがこぼれる。
『……って僕小林さんに何話してんだろ?』
照れくさそうにいう高瀬が可愛く見えてキュンとなる。
あたしは話の内容でひっかかる言葉があり高瀬にきいた。
『高瀬、"前の僕じゃ無理"ってどういうこと?』
すると高瀬は表情を暗くかえ、
『あー、え…と前さ、僕いじめられてたんだよね。何か僕が女みたいだから…さ。』