アイスクリームみたいな恋したい!
キーンコーンカーンコーン
チャイムがなる。
あたしはサッと立ち上がり教室へ走った。
その一部始終を見ている人がいたとは知らずに。
『面白そうな奴みーっけ。フッ』
きりーつ、れーい
『『おはようございます』』
先生がいう。
『今日は転校生が来ている。』
先生は教室のドアをあけ、入れと指示をした。
『こちらは伊河 蘭希(イガワランキ)君だ。』
――――――!!??
『伊河です、よろしく!!』
『席は小林の隣だ、では。』
タタタタッ
『よろしくな。夢っ!!』
"夢"!?今ゆ、"夢"って!?
でも、あたしはポーカーフェイスを演じる。
『よろしく。』
『何??冷たいなぁ。さっき歌ってたでしょっ?』
――――――――!?
見てたの?!