アイスクリームみたいな恋したい!

『もう、全く!!一体いつになったら分かるんだ、お前は!!おい聞いてるのか?!小林!!』

『聞いています…。』

はい、皆さんが予想している通りお遅刻をしてしまったのです。


あぁ、雪だるまなんか作るんじゃなかった。

担任は熱血バカ教師で、他のクラスでも嫌われているのだ。

もちろん、あたしも大嫌いだが…。


『早く中はいれ。』

『はい。』

よっしゃぁ!!

入りますよ。

言われなくても入りますとも!

あたしは心の中で、雪だるま溶けたかなぁと呟いた。


『夢、大丈夫??』

優が心配そうに聞く。

『全然!!大丈夫、大丈夫。』

本当は少し涙目だっただろうけど、さすが友達。

それ以上何も聞いてくることはなかった。

あたしは優以外の人にも大丈夫??と聞かれたが、

その度に大丈夫だよと答えた。


そういえば、最近悪いこと続きだ。


何かいいことないかなぁ。

< 50 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop