アイスクリームみたいな恋したい!
『もう、全く!!一体いつになったら分かるんだ、お前は!!おい聞いてるのか?!小林!!』
『聞いています…。』
はい、皆さんが予想している通りお遅刻をしてしまったのです。
あぁ、雪だるまなんか作るんじゃなかった。
担任は熱血バカ教師で、他のクラスでも嫌われているのだ。
もちろん、あたしも大嫌いだが…。
『早く中はいれ。』
『はい。』
よっしゃぁ!!
入りますよ。
言われなくても入りますとも!
あたしは心の中で、雪だるま溶けたかなぁと呟いた。
『夢、大丈夫??』
優が心配そうに聞く。
『全然!!大丈夫、大丈夫。』
本当は少し涙目だっただろうけど、さすが友達。
それ以上何も聞いてくることはなかった。
あたしは優以外の人にも大丈夫??と聞かれたが、
その度に大丈夫だよと答えた。
そういえば、最近悪いこと続きだ。
何かいいことないかなぁ。