アイスクリームみたいな恋したい!



ゆ『ふぅ、間に合った。』

クルッ キョロ キョロ


伊川がいない…。

あ!!遅刻だなっ。

あいつが休むわけないしね。



―…―…―…―…―…―…―



だけどその日、結局伊川は来なかった。


次の日の教科を教えようと、電話したケド、出なかった。


いわゆる音信不通。


伊川…大丈夫かなぁ?

あたしが伊川を思う気持ちはあくまでもクラスメイトとしてで。


好きな人だからとは違う。


世間でいう、


恋人未満、友達以上ってやつだな。


高瀬は、


好きな人でいい…と思う。


うん。

これで、これで、いいんだ。




ふと、携帯を手にとる。


♪~♪~♪~♪~♪~♪

―――――――――――――

着信

バカ伊川


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伊川だ!


ポチ


『もしもし!』


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