アイスクリームみたいな恋したい!
『いや…逆に……それ以外に何かあった?』
『……そっか……そうだよね……うん…ごめんね。』
謝られる意味が分からないのだけど。
『どうして謝るの?』
『…いや…いいんだ。』
あたしは高瀬の手をとった。
ギュッ
『もしかしてさ…こういう意味?って…何やってんだか…。』
パッ
あたしが手を離した瞬間、高瀬はいった。
『出来たら…出来たらなんだけど…手、握ってもいい?』
あたしの思考回路は停止した。
ピーーッ
バタンッ
『ちょ…え?…小林さん…小林さん?……小林さん!』
あたしの記憶はそこで途絶えた。