starlight
「......ん...」
知らず知らずのうちに声が漏れる。
先生はそれに気付き、優しく微笑む。
恥ずかしさのあまり
逃げ出したそうとする。
「逃げんなよ。」
先生は意地悪な声でそう言うと、
さっきにも増して熱くキスしてきた。
もがく私を先生は優しく抱き締め、
ゆっくりと、舌を入れてきた。
「...っ!?」
パニック状態に陥る。
先生は舌を優しく絡める。
逃げてもすぐつかまり、絡められる舌。
......先生。
知らなかったよ。
こんなにも人が温かいってこと。
「......はぁっ......」
息つく間もない。
段々とフワフワと浮いているような
感覚に陥り、
私は先生に身を委ねた。
静かな放課後の、理科準備室で。
私と先生は
夢中でキスをした。