SWEET&HOT~甘いのと辛いのと~
皐月が珍しく嬉しそうな笑顔を見せている。
だから…恵子は何も言えなくなった。
「ねぇ…この子転校してくるの?」
「…みたいですわね」
曖昧な返答に、怪訝そうに眉をひそめる。
「委員長…よく知らないの?委員長なのに?これじっくり見てたのに?」
「委員長委員長言わないでくださる?別に私はそれを見るのが目的で校長室に来たんじゃありませんもの」
きょとんと反応すると同時に、恵子は詳しく説明してくれた。
「アメストの生徒と優新館の生徒にちょっとしたいざこざがあったーっていう報告をするために…」
「それは喧嘩?」
話を途中で中断されたのが気にくわないのか、軽く皐月を睨み付けながら言った。
「…みたいですわね。まぁ、本人達の証言によると、あちら側の方から先に手を出してきたみたいですわね」
「ふぅん…だから悪いのは優新館の生徒の方だと?」
今度は恵子がきょとんとする番だった。
「…どういう意味ですの?」
皐月の顔をジーッと見てみると、さっきの嬉しそうな笑顔は消え、ただの無表情になっていた。
だから…恵子は何も言えなくなった。
「ねぇ…この子転校してくるの?」
「…みたいですわね」
曖昧な返答に、怪訝そうに眉をひそめる。
「委員長…よく知らないの?委員長なのに?これじっくり見てたのに?」
「委員長委員長言わないでくださる?別に私はそれを見るのが目的で校長室に来たんじゃありませんもの」
きょとんと反応すると同時に、恵子は詳しく説明してくれた。
「アメストの生徒と優新館の生徒にちょっとしたいざこざがあったーっていう報告をするために…」
「それは喧嘩?」
話を途中で中断されたのが気にくわないのか、軽く皐月を睨み付けながら言った。
「…みたいですわね。まぁ、本人達の証言によると、あちら側の方から先に手を出してきたみたいですわね」
「ふぅん…だから悪いのは優新館の生徒の方だと?」
今度は恵子がきょとんとする番だった。
「…どういう意味ですの?」
皐月の顔をジーッと見てみると、さっきの嬉しそうな笑顔は消え、ただの無表情になっていた。