SWEET&HOT~甘いのと辛いのと~
「皐月の言う通りやでー!」
皐月の後ろからガバッと、何者かが抱きついてきた。
「あら…今登校してきたんですの?おはようございますわ」
「クッキー、おはよー!」
クッキーこと、久木田 翔は青いブレザーにチェックのズボンをはいている。言わずと知れたアメスト学園の生徒で、恵子達と同じクラスだ。
翔は皐月に抱きついたまま、皐月の頭の匂いを嗅ぐ。
「皐月たん、今日もええ匂いしとんなー♪」
「本当!?ありがとー!」
その2人のやり取りを、げんなりしながら見ている恵子。
「皐月…その変態に対しては嫌がる顔をするのが普通ですわよ…」
「皐月ちゃんも翔君も元気だねー…コホッ」
3人の前に現れたのは、ショートボブの女の子で、藤原由香。この子もまた、恵子達のクラスメートだ。
今日は風邪をひいているのか、マスクをしている。
「由香ったら、どうしましたの?」
恵子が由香に近づき、由香の額に手を当てる。
「…微熱みたいですわよ?」
よく見れば、顔が少し赤い。咳も何度かしている。
「うん…でも、ジッとしてれば大丈夫だから」
皐月の後ろからガバッと、何者かが抱きついてきた。
「あら…今登校してきたんですの?おはようございますわ」
「クッキー、おはよー!」
クッキーこと、久木田 翔は青いブレザーにチェックのズボンをはいている。言わずと知れたアメスト学園の生徒で、恵子達と同じクラスだ。
翔は皐月に抱きついたまま、皐月の頭の匂いを嗅ぐ。
「皐月たん、今日もええ匂いしとんなー♪」
「本当!?ありがとー!」
その2人のやり取りを、げんなりしながら見ている恵子。
「皐月…その変態に対しては嫌がる顔をするのが普通ですわよ…」
「皐月ちゃんも翔君も元気だねー…コホッ」
3人の前に現れたのは、ショートボブの女の子で、藤原由香。この子もまた、恵子達のクラスメートだ。
今日は風邪をひいているのか、マスクをしている。
「由香ったら、どうしましたの?」
恵子が由香に近づき、由香の額に手を当てる。
「…微熱みたいですわよ?」
よく見れば、顔が少し赤い。咳も何度かしている。
「うん…でも、ジッとしてれば大丈夫だから」